「もしドラ」読みました
いまさらながら、昨年の書籍年間1位となった「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」を読みました。ふとしたことで、経営学の父と呼ばれるドラッカーの経営書「マネジメント」に出合った公立高校野球部の女子マネージャーが、その教えをもとに野球部の仲間とともに甲子園を目指すという青春小説だ。
ビジネス書という括りでもあるらしいのだが、読みやすく、わかりやすいドラッカーの入門編というところでしょうか。あまり本を読まない私でもスラスラ読めたくらいですから、かなり読みやすいです。中高生にはピッタリ。小説というには、中身が薄かったです。ドラッカーの教えを野球部に当てはめるのですが、あり得ないくらいドンピシャで物語が展開。最初に主人公の女子マネージャーに、病気で入院中の親友が出てきたところで結末が読めてしまいました。この本を読んだ私の友人は涙を流したと言ってますが、私一つも出ませんでした(汗)。人それぞれですね。200万部突破だそうです。ドラッカーと女子マネージャーを組み合わせた意外な発想と、売るためのマーケティング、戦略勝ちというところでしょうか。これもドラッカーを実践したのだとしたらスゴイですけど。
この本のことを知ったのは昨年の春頃です。“ドラッカーと女子高生”が流行っていると聞いて、ずっと女子高生のドランカーの話だと思っていた私。しかもなんでお堅い書籍ばかりのダイヤモンド社から出ているのかと不思議に思っていた。その後、テレビや雑誌などで目にするようになり、こんなに売れてるっていったいどんな本なのかと興味を持った。何か吸収できるものがあればと思い、今月始めにようやく手にした。「古いものを捨て計画的に捨てていく必要がある」など、普通に「なるほど」と思いながら読んだ次第です。この春アニメ化、6月には映画も公開されるんですね。あー、まんまと宣伝させられてる。
(岩崎夏海著「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」ダイヤモンド社。表紙とかにもこだわったらしいですね。作者は以前秋元康に師事しており、映画主演はAKBの前田敦子。ヒットの陰にいろいろ仕掛けがあったのか!?)
今回読んでて感じたんだけど、私、老眼かもしれない。眼鏡を掛けたり外したり、本を近づけたり遠ざけたりして読んでた。そういえば最近、印刷物読む時にこの行為が多くなった。完璧これってオジサンですよね。単に目が悪くなっただけだと信じたい。
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東京は不安タスティックな感じです。
水はどうなる…?
投稿: 蒲田新二 | 2011年3月23日 (水) 21時06分
蒲田さん お久しぶりです。今度は水問題ですね。でも飲んでもそんなに影響ないと言ってますけど、どうですか? 浦安も液状化で大変みたいで…。こんな時は、「レッツゴーヤング」の元サンデーズの一員、横田早苗の「不安タジーナイト」をオススメします。
投稿: 由良ユラリ | 2011年3月23日 (水) 23時31分