だまこ鍋に初挑戦
今日、東京にいる姉が久しぶりに帰省した。今回は子供を置いての帰省なので、私、姉、両親の家族4人だけで揃うのは、実に25年ぶりのことだ。姉を見て、父は泣いてました。当時の家は10数年前に改築され、少しだけ広くなっている。改築前の家はお湯が出る設備もなく、トイレももちろん水洗でなく、外に簡単に増築したようなヘンテコリンなトイレでとても不便だった。部屋数もこの辺の家にしては少なく、友達を呼ぶのがとても嫌だった。その頃と比べると、今はとても便利な生活をさせてもらっている。それも、父が頑張って稼いだおかげだ。
昔、父は酒癖が悪いというか酒乱気味なところがあって、近所にも迷惑かけてました。夜中に父が騒ぎ出すと本当に手がつけられなくなり、私たち姉弟は恐くてよく家から脱出してました(笑)。真夏の真夜中だから、2人とも下着姿です。ちょうど家の近くに林や小川があり、いつもそこに逃げてたんだけど、夏には小川にホタルがたくさん飛んでて、それがまぁキレイで。大変な状況なのだけど、美しすぎるという複雑な光景。いまだに姉は「キレイだったな」ってその時の話をします。ちょっと切ない思い出ですね。
あの頃は純粋でした(笑)。そして、あの小川も林も時とともに無くなり、私といえば美少年だった(?)あの頃より20kgも体重が増えて、見事なオジサンになってしまいました。やれやれ。
(本当ならお見せするために見栄えのいい写真を撮るのでしょうけど、基本的に面倒くさいので妥協してます…汗。キレイな写真は他のブログをオススメします!?)
姉が来るということで、今日はこないだのカレーに続き、秋田の郷土料理「だまこ鍋」に挑戦しました。野菜類を細かく切ったりするのが面倒でしたけど、今回も母に教わりながらなんとか完成。秋田といえばきりたんぽが有名ですが、だまこはきりたんぽのように長くするのではなく、潰したご飯を団子のように丸めて食べます。セリの風味がなんともいいですね。大体家庭で食べるのは、きりたんぽより「だまこ」のような気がするのだけど、秋田のみなさん、家できりたんぽ食べてるのかなぁ。
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今回は「秋田純情少年物語」みたいな感じで、ちょっといい話系ですね。倉本聡が書きそうな話かも。ところで「だまこ鍋」って、初めて聞くけど、東京でも食べられるところあるんですかね?
投稿: 蒲田新二 | 2011年3月 9日 (水) 18時39分
蒲田さん ホロリ泣きましたか? 作り話なんですけど(笑)。というのは嘘で実話です。小説にしようかな~。10ページくらいで終わりそうなんですけど。「だまこ」なんだけど、ネットでみたら見つからないですね。きりたんぽとセットで通販のはあるから、注文してみますか? それとも自分で挑戦するのもいいかも!? さすがグルメ、好奇心旺盛ですね。
投稿: 由良ユラリ | 2011年3月 9日 (水) 20時43分
なるほど、だまこはきりたんぽ一族なんですね!
固めのおむすびを鍋に入れる感じ…か・な?
投稿: 小老 | 2011年4月23日 (土) 21時51分
小老さん ご飯を半分くらいつぶしてお団子状態にしたものです。家ではだまこのほうをよく作りますよ(笑)。きりたんぽ考がんばります(汗)
投稿: 由良 | 2011年4月24日 (日) 07時00分